方向転換

方向転換のお話です。
ウィンドサーフィンの練習をするとき、最初のころは、まず、風に対して直角になるような方向を維持するようにして往復練習をします。これをウィンドアビームに走ると言います。
そこで、ある程度行くと方向転換が必要になるわけです。

少し行っただけで深くなるのが怖くて、すぐに引き返そうとする方もいます。が、せっかく乗れているときは、もう少し距離を伸ばしてみましょう。人生調子のいいときは、波に乗るべきです。
ただし、乗りすぎは禁物です。大抵、痛い目にあいます。

風向きが変わっていたり、強くなっていたり、何よりそこまで技術や自信のない自分に気が付いて漂流。

元の位置にすら帰って来られません。
風下にたどり着き、引っ張ってくる大変さを味わいます。
ですから適当な場所で、インストラクターが声をかけて方向転換を指示するわけです。

移動距離が短ければ楽しい思い出の一つですが、長くなれば苦い思いで、その移動ルートをGPS的に見れば「魔のトライアングル」と言うことになります。バミューダ海域のミステリーと意味が違いますが・・・。

行ったきりの人生、振り返り、反省がなければ立ち位置が分からなくなります。
また、漂流したとき、人は、元の位置に戻りたがりますが、それは危険です。どツボにはまります。早く近くのビーチへたどり着くことが最優先です。
人生も何かあったときは、安全な位置へ早く戻るべきです。

初めてウィンドサーフィンに乗り、早く走って行きたい気持ちは良く分かりますが、地味な方向転換の話をよく聞いておきましょう。そして、進行方向と来た道を振り返リ見ることもしましょう。

「俺の話を聞け」と歌のように繰り返しリピート・・・。
ところが、but しかし そのくだりの記憶にない人が・・・。

スクールとはそういうものなのでしょう。自分に言い聞かせ30年経ちました。そう、お客さんはみな初めてですから。

あの風と共に走る気持ちよさをみんなに知ってもらいたいといつも思っています。
                               つづく

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