ウィンドサーフィンは人生だ

私は、およそ30年ほど前に、ウィンドサーフィンを始めた。当時アメリカ生まれのこのスポーツが日本に入ってきて間もない頃であった。ボードは今からするとかなり長いもので、4m近いものでした。当然ヨットというものは大昔からあったわけで、マストは、固定されていて、舵が付いているのが常識であった。
 なのにこの乗り物は、舟と言うには、あまりに小さく、いかだみたいに薄っぺらく、つまりすぐ落ちるほど狭く縁も(舟を形作る囲い)ない。おまけにマストは、倒れているし舵もない。
 誠に新しいスポーツというに相応しい、未知の乗り物であった。これがものすごいスピードも出るとは本当に信じ難いそれまでの乗り物、スポーツの延長線で語られるものではなかった。
当然走っているのを見たこともない。インターネットなどない時代で調べようもない。ニュースで大会が紹介されるのも数年後の話である。感覚的には、海開きなどのイベントでニュースとして取り上げられるまであっという間だった気がする。
 南の島のイメージに良くあっていたと思う。セイルの色もカラフルで、選手が何人も参加すると海が華やいだ。とはいえそんなに選手がいるわけではなく、奄美諸島でも、20名以下だった。

 それでも、専門誌に取り上げられるほど全国的にも早い大会の立ち上げであった。
 日本の最南端、ヨロン島ブームもあって、旅行パンフレットに必ず露出されていた。旅行業者のパンフレットも都会の駅前にパンフレットスタンドがたくさんある時代で、その表紙をウィンドサーフィンが飾っていた。

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