いったりきたり
ビーチから遠いところで、「ここはどこ」となった時、かつてはボートやマリンジェットで迎えに行っていました。
私たちが覚えたころはパドリングで最も近い海岸へ戻りました。
そしてそこから元のビーチへウィンドを引っ張って腰くらいの深さを歩いて戻るわけです。これ繰り返して上達しました。
このころ多くの人が多かれ少なかれこれを経験したはずです。
このコースが三角形なので、当時話題になったミステリーを文字って魔のトライアングルと言っていました。
中にはビッグトライアングルを描く者もいて危険でした。
今の海族塾ではビーチの環境と道具の進化でビーチから操作を教えるだけで帰ってこれます。
風を受けて走るため風下に走りがちで元の位置に戻ってくるには少し技術が必要ですが、コツをつかむと楽に行ったり来たりできるようになります。
こうなると面白くてたまりません。泳ぐより手漕ぎボートより遥かに楽に好きなように海の上を行ったり来たりできるのです。
だから1日中行ったり来たりしていました。
仕事も忘れるため親が浜に怒って迎えに来たことがありましたが、逸早く見つけた私は、沖の方へターンしさらに遠出にチャレンジし技術を習得すると共に自己限定、親の引力から離脱したことを覚えている。
この体験が大きかった。
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