ふるさとの海を再生する活動を始めます
全国的に 世界的にサンゴ礁が海水温の上昇により全滅の危機にあることは、知られているところです。
生息域が北上するから全滅しないという人もいますが
熱帯魚にしろそこで越冬できないと死滅します。
一方産卵したサンゴも次の産卵期の水温次第では白化してしまうということで?です。科学者の説明を期待しましょう。
さて サンゴの死滅の原因は、水温の上昇だけではありません。
むしろ こちらの方が1980年代から問題になっていました。
日本では沖縄のリゾート開発ブームで開発地の工事中に赤土が雨で海へ流出しサンゴ礁にかぶさりサンゴが死んでいくという現象です。
すると いろいろ負の連鎖が始まりますが、ここでは赤土に焦点を当てます。
奄美大島(だけではない)は、かつて海岸近くの田んぼだったところがサトウキビ畑となり 大雨時の沈殿池だったところが赤土流出の発生源となっています。あっという間に海へ流れ込み あの美しい海が赤い海になるのです。
その粒子は、そのうち沈殿していくのですが 許容量というものがあります。台風や潮の流れで沖へ流されないまま溜まるとサンゴ礁や海藻の光合成を遮断するわけです。
発信するだけではなく もはや活動を始めようと今年は決断しました。クラウドファンディングにも挑戦しています。
奄美海族塾は、さと海の再生活動始めますをご参照ください。
出来ることは、それぞれが始めるべきだと思います。
後世のために頑張りましょう。
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