2013.02.06
カテゴリ:奄美海族塾 海族王談
団十郎さんに合掌
その世界は、あまり知らないが、テレビで見る記者会見などの受け答え振りの見事さに大人物を見た。
日本はあのような大人が増えなければと思った。
世の中にもっと語りかけてもらいたかったです。
もう一つ、歌舞伎の伝承を考えるとき、
芸に生きる幸と不幸が垣間見える。
それは現代の情報化が余計に鮮明にしたとも言える。
それも含めて芸は世の中と共にということか。
間違いのない生きる道が示されている者は、社会に認められ歴史に耐えるほどに築き上げたご先祖の功徳に感謝し受け継いだ後に自由を求めたものかとも考えさせられる。一芸を極めた先の万芸に通ずの極みへ。
基本的に業は、よく成す者が継いだ方が幸せと思うのだがつくづく才能というものを考えさせられる。
環境で人は作られるというが、命がけの英才教育を受けた将軍の子に優秀な者が多かったかどうか。
多くの人に海を教える者として感銘を受けた。
独学で上り詰めたこの人のご冥福を心からお祈りいたします。
奄美海族塾
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